Q&A

Q1周期的投与法と持続的投与法はどう違うのですか。

A1

周期的投与法は決められたお薬を決められた期間に毎日使用したり、しなかったり、あるいは休薬したりする方法で、定期的に月経のような出血があります。閉経して間もない人に適しています。
持続的投与法は決められたお薬を毎日使用する方法で、使用開始後しばらくは不規則な出血が見られますが、時間の経過とともになくなってきます。月経のような出血を望まない人や閉経から数年経っている人に適しています。

Q2他の薬は飲んでもいいのですか。

A2

風邪薬、頭痛薬、便秘薬、抗アレルギー薬、漢方薬などの併用は問題ないとされています。これらの薬を含め、服用している薬がある場合は、必ず医師に伝えましょう。

Q3飲み忘れ、貼り忘れ、塗り忘れたらどうなりますか。

A3

不正出血(予期せぬ出血)の原因となりますので、忘れないように注意しましょう。また、エストロゲンの補充が止まりますので、忘れてしばらくすると、改善していた症状が戻りますが、再開すれば、また症状は改善します。

Q4閉経して数年たってからでもHRTを始められますか。

A4

海外の報告では、50代からのHRTは動脈硬化を抑え、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞など)を予防することが示されています、逆に、60歳以上で開始した場合は、かえって増加する可能性が報告されています。そのため「早期に開始した方が良い」とされています。それ以外の効果やリスクはほぼ同じであり、どの年代で始めても腟萎縮や骨粗しょう症を予防・改善することが出来ます。

Q5いつ止めればいいですか。

A5

更年期の症状を改善するためのHRTであれば、症状が改善し更年期を過ぎればいつでも止められます。しかし、止めたあとにまた症状が戻る場合もあります。また、HRTを始めてから体調が良く、そのまま続ける人も多いです。長期の場合は、定期的に検査を受け医師とよく相談しながら、続けていきましょう。

Q6タバコは吸ってもいいですか。

A6

タバコは乳がんなどさまざまな病気のリスクになるといわれ、加齢と共にそのリスクは上昇します。HRTの開始をきっかけに禁煙を心掛けましょう。

Q7OC(低用量経口避妊薬)との違いはなんですか。

A7

欠乏したエストロゲンを補うHRTと、避妊のために排卵を抑えるOCでは目的が違うので、薬に含まれるホルモンの種類や量が違います。閉経後のホルモン補充療法にはHRT製剤を用います。

バイエル薬品小冊子「HRT」監修 岡野浩哉(飯田橋レディースクリニック 院長)より

Last Updated:2014/11/20 L.JP.MKT.WH.03.2016.0519